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令和時代の幕開け! 和歌山古城梅とカリカリ梅日付:2019.04.26

業務用バルク入りジェラートでは、【国産シリーズ】のラインナップから新商品を発売致します。

 

いよいよ令和時代の幕開け。新元号を記念して発売するジェラートは【和歌山古城梅とカリカリ梅】です。

 

令和の典拠は、万葉集の梅花の歌序文と言われています。曰く『初春の令月にして、気淑く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香りを薫らす』。新春の空気が美しく風が柔らかな素晴らしい月に、梅の花は美女のように白く美しく咲き、蘭は気高く薫る、と歌われ5月の梅の花の時期を謳った歌です。この典拠と歌に着想し日本人に馴染みのある梅干しの食材を用いて、ジェラートに仕立て創り出しました。

 

和歌山は梅の生産日本一、なかでも南高梅はブランド梅として生産量も多いです。しかし今回使用する梅は、貴重品種と言われる古城梅(ごじろうめ)。古城梅は実が堅く引き締まっており美しい青い色に育ちます。その為、梅干しのように干してもまだ身が豊かで食べ応えもありフレーバー感も豊かです。大正時代、那須政右ェ門氏が穂木を接ぎ木して生まれたのが古城梅で那須氏の屋号古城をとって名前が付けられました。(自社調べ) 日本にはまだまだ知られていない素材が豊かにあり、このような素材をご紹介する一躍となり、素材の味を大切にするユーロのジェラートにしております。

 

開発のポイントは、日本の伝統食であり、優れた保存食とされている梅干しをシャーベットベースにして、日本人だけでなく海外の方にも楽しんで頂ける用に、和食と洋食のフュージョンを考えました。イタリア生まれのジェラートでありながら日本育ちの梅干しをフュージョンさせるべく、イタリアンのドルチェとしても味わえるように工夫を凝らしました。イタリア生まれのパスタにも梅干しを合わせた日本人のユニークさがあったように、ジェラートにも梅干しは大変素晴らしいマッチングをしました。塩梅(あんばい)と言われるように梅干しの酸味と塩味の絶妙なバランスを導きだし、梅はフルーツであることからドルチェらしいフルーティーさを創出しています。食感にもこだわり、ご飯のお供カリカリ梅をジェラートのお供にアレンジしました。カリカリ梅の食感と氷粒の食感を合わせシャーベットらしくキリッと引き締めました。令は美しさ素晴らしさを表す意味合いを持ち、梅ジェラートもそんな気持ちと繊細で気品あるフレーバー感を創造しています。

 

独創性こそユーロのジェラートの強みと考えています。新しい時代令和の始まりに、ユーロのジェラートマエストロの独創的なアイデアと時事の潮流に沿ったスピードある開発力で【和歌山古城梅とカリカリ梅】を発売致します。